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未使用溜塗見返しに菊花煮物椀２客

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『未使用溜塗見返しに菊花煮物椀２客』はセカイモンで683c85c3から出品され、645の入札を集めて01月07日 16時 52分に、16500円で落札されました。即決価格は16500円でした。決済方法はに対応。沖縄県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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即買いOKです。

箱書きは「輪島菊花紋書詰溜塗煮物椀」です。

１枚目の写真は光を当てて撮影しています。

２枚目からは自然光での撮影です。

「菊花紋書詰」とは菊の花をびっしり書き詰めるという意味です。
輪島塗では「菊詰（きくづめ）」とも言われます。

「溜塗（たねぬり）」とは、下塗りの漆を塗った上から半透明の漆を塗る技法です。
半透明の漆をとおして下地の漆の色の変化を楽しみます。

この作品の下地に塗られた漆は朱です。
朱色が半透明の漆をとおすことで「あづき色」に変化いたします。

「あづき色」は日本人が好む色のひとつと言えます。

また日本独特の美意識を表しているのはお椀の見返りの菊蒔絵です。

見返りとはお椀の蓋の裏を指します。

あづき色といった地味なお椀の蓋を取ると金色の菊の花がびっしり現れます、あっと驚く瞬間です。

菊の花びらは金で描かれていますが、濃い金色と薄い金色とで濃淡をつけて描き別けるという凝ったもので、その濃淡からくる陰影が心をも揺らします。

表が地味で裏が豪華というその対比を楽しむのが日本的感性かと思います。

未使用、長期保管品です。

蓋の内の一客にわずかな歪みがあり、蓋は問題なく置けますが胴体と蓋がぴったりとは合いません。
これは木の乾燥による収縮で蓋が歪んだもので自然現象です。

吸物椀の標準の大きさは直径が12cmですが、このお品は13cmですので大振りになります。

天然木、天然うるし、本金使用。

洗浄し、消毒済みです。

黄色の真田紐付き、紐の結び方解説付きです。

我が家は遠いながら代々近衛家の血筋として近衛家伝来品を所蔵しております。
紐の結び方は近衛家伝来品によるものです。

発送は、らくらくメルカリ便（ヤマト宅急便）ですので住所氏名を知られること無く取り引きができます。

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